民主党大学というものに、ゲストで出た。
自民党に対抗し得る野党を育てたいと思うからだ。
それが「公」のためだと思っている。
自民党の補完勢力としての政党ばかりできている。
維新の党、太陽の党、次世代の党、みんなの党、
本当は自民党に入りたいのだろうというような政党ばかりだ。
みんなまとめて「自民補完党」という名前にしちゃえば
いいじゃないか!
自民党は公明党との連立が難しくなったら、「補完党」と
組む手もあるんだぞと脅せるから、公明党を形骸化させる
のに役に立つ。
権力に「執着」する公明党ゆえに、日本に「中道」の政党が
育たない。
一党独裁体制が好きなら、北朝鮮や中国に行くがいい!
日本の「公」のためには、政権交代可能な野党を育て
なければならない。
国民は権力の奴隷になってはいけない。
国民が「勝ち馬に乗る」、「権力に擦り寄る」へタレばっかりに
なってしまったから、安倍政権の支持率がなかなか落ちない。
自民党の中で政権交代を起こす選択だってあるのに、
国民がニヒリズムで安倍政権に任しときゃいいかとなっている。
景気回復を80%が実感できないのに、脱原発を圧倒的多数が
希望してるのに、まだ国民は「それでも民主党よりはいいか」
となっている。
どうしようもない無気力だ。
国民が政党を操るくらいの気概がないのだろうか?
今日、海江田代表と話してみて、発見したことが二つ。
さすがに大人で、ゲストを呼んだ場で、党首の自己主張は
控えよう、せっかくのゲストの意見をよく聞こうという「耳従う」の
精神があること。
消費税は、国の借金を増やして若い人たちに負担を背負わせ
ないためには、上げなければ仕方がないのだと、
ちゃんと説明したこと。
民主党の再生には力を貸さなければならない。
そして民主党が政権を取ったら、またわしは「反権力」に
なるだろう。
権力は「公」からどうしてもズレる。